妥当なFXの手数料とは?

by Forexware Team

Fri Jul 7, 2017


FX市場は1日の取引高が5兆ドルに達するまでに成長しました。取引環境をとりまく技術の進歩と取引高の大幅な伸びも手伝って、スプレッドと取引にかかるコストが劇的に低下したことが要因のひとつと考えられます。手数料とは、「サービス提供を受けるにあたり生じるエージェントへの支払い」です。 取引に関わる事業体や組織は、そのそれぞれが取引毎に手数料を支払わなければなりません。トレーダーの方たちの間ではすでに広く知られていますが、取引を行うにあたって手数料とスプレッドがコストとして生じています。ここでそのいくつかを例としてご紹介しましょう。

ブローカレッジ:プライムブローカー、リクイディティプロバイダー、およびエンドユーザーにレートを配信するにあたり必要なシステム会社に対する手数料

 

顧客:ブローカー、ブリッジプロバイダー、マネーマネージャー、取引を行う代理人やその他業者へ対する手数料

 

ブローカーが取引毎に計上する手数料(つまり取引にかかるコスト)は、顧客に課せられます。その理由は、顧客が市場で取引を行えるよう取引プラットフォームやサービスをブローカーが提供しているからです。今日では多くのブローカーが手数料やスプレッドを低く設定することで、顧客獲得とマーケット拡大を狙っています。取引のコストを回収するために取引手数料が生じることは避けられませんが、個人向けFX市場の取引量の増加に伴い、大手銀行や法人を対象としたリクイディティプロバイダーもより低い手数料とタイトなスプレッドを提供することに対して意欲的になってきています。2005年当時、片道200ドル(1ロット片道20ドル)だったEURUSDの100万通貨ペア当りの手数料も、技術の進歩も手伝って今では数ドルまでに圧縮されました。

 

私見にはなりますが、一定の信頼度のあるブローカーが提供する取引コストの水準値を以下にまとめてみました。

 

プライムブローカー   100万通貨当たり $2-4(取引ボリュームによる)
プライム・オブ・プライム   100万通貨当たり $5-20(取引ボリュームによる)
  STPブローカレッジ (LP3社以下)   100万通貨当たり $10-40(取引ボリュームによる)
  STPブローカレッジ (LP1社)   100万通貨当たり $20-50(取引ボリュームによる)
  DD ブローカレッジ   100万通貨当たり $0-10

 

ここで、100万ドルの取引を行うためにブローカーが支払わなければならないコストについて考えてみましょう。手数料は、預入金と取引量が少なくなるにつれ大きくなります。対プライムブローカーの場合、ボリュームと見返預金が高いことから取引にかかるコストは低くなります。ディーリングデスク(DD)ブローカーの場合は、リクイディティプロバイダーを介さないため手数料コストは発生しません。ここで、DDと STP の違い に注目してください。上述したように、これらのコストは顧客に対する手数料に計上されるため取引にかかる経費をカバーできればブローカーは収益を上げることができます。

 

最後に考慮すべきポイントは、手数料を課金しないで「マークアップ」という形でスプレッドに手数料を組み込んでいる個人向けSTPブローカーについてです。0.1pipsは、100万通貨で10ドルに相当します。ブローカーが手数料なしで広いスプレッドを提供している場合は、ブローカーの諸経費を回収するためにマークアップが組み込まれていると思ってください。どんなタイプのブローカーと取引をするべきか、また、どの程度のコストであれば受け入れられるのか、構造を理解したうえでご自身のビジネスモデルにあったブローカーを選ぶことが大切です。

 

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