リクイディティプロバイダーの賢い選択方法

by Forexware Team

Fri Sep 29, 2017


今回は、リクイディティプロバイダーを選択する際の問題点と選択する際の判断材料や考慮すべき点についてお話しようと思います。

新規参入する方にとってだけでなく、すでにFXビジネスに携わっている方にとってもプライムブローカーやリクイディティプロバイダーの精査は、常にビジネスを成功へと導くための重要な課題です。最低でも最終的な判断をくだすまでに3社のプロバイダーに問い合わせをし、慎重に比較検討しましょう。

 

まず問い合わせをする前に明確にしておかなければならないことがあります。それは、ご自身またはご自身の会社が、マーケットにおいてどのようなポジションにいるか、またどのような役割を担っているかを把握することです。それには、これから挙げる質問に答えられるようでなければなりません。

 

- どのような業務を行っているか?次の3つのカテゴリーから近いものを選択してください。
A) 自己資金で取引を行う個人トレーダー
B) 自己資金または投資家の資金運用を行う法人または個人トレーダー
C) FXサービスを提供するブローカー業者

 

- どのような取引を行っているか?

  • 業界歴は?過去の取引相手は?
  • ひと月の平均収益は?
  • ワンクリック注文の通常サイズは?
  • 顧客の資金運用をする際の取引スタイルは?
    この質問はあまり意味がないように思う方もいるかもしれませんが、実は非常に大切なポイントです。例えば、「高頻度取引を行う投資ファンド」との説明があるだけで業者の選択肢がある程度狭まります。
  • アルゴリズムを使った取引を行っている場合、主要なデータセンターにサーバーを設置しているか?
  • 取引プラットフォームの種類は?(FIX APIを介した自社のプラットフォーム、MT4、等)

問い合わせの際は、上に述べた項目を念頭に例えば次のような自己紹介からはじめていただけると、その後の話が非常にスムースに進みます。

私は、投資ファンド「○○インベスト」で役員を務めます△△です。弊社は、キプロスの規制当局の認可のもと投資活動を行っており、2013年からFXビジネスに従事しています。また、それと並行してオリーブオイルの輸出入も行っています。基本的には、アジア市場を中心にEURUSDに限定して取引を行っていますか、場合によってはAUDNZDの取引も行っています。取引サイズは、ワンクリックあたり30-40ロットで、決済までの期間は10分から数日程度です。

 

さらにもう少し細かい質問や案件について相談するもの良いでしょう。将来のビジネスパートナーを選定するうえで、次のような質問をしてみるもの良い判断材料となります。

 

- プライムブローカーが提供している取引用インターフェイスの種類は?
この回答から得られるのは、ブローカーの規模です。複数のインターフェイスを提供するにはある程度のチームが必要になるため、5つ以上のプラットフォームを提供しているようであれば、そのブローカーの基盤が大きいことが読み取れます。

 

- 取引フローを設定できるか?
システムによっては、スプレッドやフィルターされていないクォートに対してセンシティブなものがあります。プライムブローカーがいかに顧客の希望に沿った取引フローを現実化できるかも重要なポイントです。

 

- 有利と不利なスリッページの統計は?
有利なスリッページと不利なスリッページの発生率は、今後の損益を正確に算出するためにも重要な要素となってきます。また、これらの統計を検証することで、リクイディティプロバイダーから提示された条件を客観的に評価することができます。もしも約定した取引のうち、9割にスリッページが発生していなかったとしたら、それはボラティリティのなかった数時間に限られた結果に基づいた統計と考えるべきしょう。

 

- データセンターのロケーションとレイテンシーマップの開示は?
例えば、シベリアの奥地から取引を行うとするとリクイディティプロバイダーのデータセンターにVPSサーバーがない限り、200ミリ秒の約定は望めません。

 

上に述べた確認事項は、最初に行うべき基本的な質問です。さらに会話を重ねることで、生産性のある長い付き合いが生まれることでしょう。

 

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