FIX APIとは

by Forexware Team

Mon Mar 5, 2018


FIX (ファイナンシャル・インフォメーション・エクスチェンジ) API (アプリケーション・プログラミング・インターフェイス) とは、電子通信で金融情報をやりとりする際に用いられるプロトコルです。弊社では、クライアント、トレーダー、投資ファンド、ブローカー、リクイディティプロバイダー間の交信に使用しています。

今や世界のスタンダードとなったFIX APIは、現在、多くの銀行、プライムブローカー、ヘッジファンドなどによって採用されています。その始まりは、1990年初頭にさかのぼります。当時、株取引に関する通信技術のサポートの機会を探っていた数名の有志のプログラマーがいました。この時のプログラマーから成るチームにより1998年に設立されたのが、プロトコルの拡張や発展、サポートなどを目的とした非営利団体がFIX Protocol Limited (FPL)です。

 

では、どのような場合にFIX APIを活用することができるのか、いくつか例を挙げてご紹介しましょう。

  • 既存のプラットフォームやインターフェイスでは、複数の機能の同時操作や一括管理を行うことができない。
  • 既存のインターフェイスの限界。例えば、有名なプラットフォームでも、通常、注文が約定するまでに数ティックを要します。これは、高頻度取引を行うトレーダーにとっては致命的と言えるでしょう。
  • クライアントの自動売買システムの匿名性と安全性を確保したい。
  • リクイディティプロバイダーにクロスコネクト方式で接続したい。

FIX APIは、このような問題や要望に対応できる環境を整えることができます。

 

なんと言ってもFIX APIの最大のメリットは、ミドルウェアのソフト等を媒介することなくデータの送受信のプロセスを全てご自身でコントロールできることでしょう。これをMT4での発注の流れと比較してみると一目瞭然です。

クライアントターミナル → MT4サーバー → MT4ブリッジ → アグリゲーター → リクイディティプロバイダー

 

FIX APIの環境を整えることで、以下のような様々なメリットを得ることができます。

  • 約定スピードの向上
  • インターフェイスのカスタマイズ
  • ニーズに適した独自のソフトウェアの開発
  • 幅広い注文タイプに対応

 

ただし、FIX APIの導入には、以下の条件が求められます。

  • ライブ接続をする前にテスト用に接続設定を行う必要があります。
  • FIX APIのプロトコルのマニュアルが必要となります。

マニュアルから抜粋した例:

o   Standard Header MsgType = b 131 QuoteReqID String. Unique identifier in response to QuoteRequest (35=R) Example: 131=RequestQuote1

  • 経験のあるプログラマー(通常、HTTP、telnet、TCP、Java等に精通しているプログラマーであれば、すぐに習得可能です。)とその人件費が発生します。
  • 理想としては、リクイディティプロバイダーとクロスコネクト接続を確立することをオススメしています。これは、パッチコードを使用してコントロールパネルを物理的に繋げる方法で、初心者の方であれば、ソケットアダプターを用いて始めることもできます。また、クロスコネクト接続をする場合、グレードの高いデータセンターでのホスティングが必要となります。フォレックスウェアでは、NY4、LD4、HK4のデータセンターとのクロスコネクトをご用意しています。
  • 安定したシステム運営と機能のメンテナンスをご自身で行っていただく必要があります。
  • MT4から移行する場合、自動売買システムをMQL4から再プログラミングする必要があります。

 

APIの導入についてご興味のある方は、是非この機会にお問い合わせください。フォレックスウェアでは、FXビジネスに関する相談を随時承っています。ご相談は無料です。お気軽にご連絡ください。